STORY

ものづくりストーリー

#01広島れもんパフ

広島土産の新定番に!レモン型のファンデーション用パフが誕生
西川物産は、30年以上にわたってファンデーション用スポンジパフを手がけるOEMメーカー。これまで、国内外の有名化粧品会社様に、高品質なスポンジパフを納品してまいりました。
この技術を活かして何かオリジナル商品が作れないかと企画し、生まれたのが「広島れもんパフ」です。
今回は、「広島れもんパフ」の企画に携わった2名の社員に、商品が完成するまでの経緯をうかがいました。

広島レモンをモチーフにした2色のパフ

手探り状態からスタートした新商品開発

STAFF A
最初にオリジナル商品を作ろうという話が出てから、「広島れもんパフ」が完成するまで1年くらいかかりました。
STAFF B
パフを作ることに関しては慣れていましたが、オリジナル商品の開発というのは、私たちにとってほぼ初めての経験。パフの形を決めるときもいろいろな候補が出ましたよね。
STAFF A
広島らしさを出したかったから、広島の名産品の形にするというのは決まっていました。もみじ饅頭やカキといった候補も挙がっていましたが、やっぱり形がちょっと…(笑)
そこで、見た目もかわいく、パフとしても使いやすいレモン型を採用。レモンといえばイエローが定番ですが、広島では青いうちに収穫されたグリーンレモンも有名ということで、イエローとグリーンの2色セットで販売することにしました。
STAFF B
色ももちろんですが、このパフは手触りにも徹底的にこだわっていて、西川物産で作れるパフの中で一番良いものを使っているのでおすすめです!商品ロゴもデザイナーさんにおしゃれなものを作ってもらって、女性社員からも好評でしたよね。
商品開発の中で、先輩が一番大変だったところはどこでしたか?
STAFF A
やっぱりパッケージですね。最初はビニールのパッケージにしようと思っていたのですが、予算の関係で紙のパッケージに変更しました。どれくらいこの商品が売れるかわからず、小ロットからのスタートだったため、どうしても単価が上がってしまって…。
手探り状態での進行で、そのあたりの調整が大変でしたが、良い商品ができてよかったです!

「広島れもんパフ」が広島土産として選ばれる商品に

「広島れもんパフ」に続く商品の開発も…

STAFF A
「広島れもんパフ」ができたのは2021年7月。本当はゴールデンウィークに間に合わせたいと思っていましたが、お盆前にずれ込んでしまいました。
さらに、コロナの影響もあり、観光客がほとんど来ていない中での発売でしたよね。
STAFF B
そうですね。やっと観光客も戻りつつあるので、広島県内のお土産店を中心に、さまざまな場所で商品を取り扱ってもらえるようにPR活動を続けていきたいと思います。そして、「広島れもんパフ」が広島土産の新定番として認知してもらえたら嬉しいです!
STAFF A
これからどんどん売り込んでいくしかないですね!また、レモンパフ以外にも新しい商品企画をしていこうという動きになっているので、今回の経験を活かして「広島れもんパフ」のような商品を生み出していきたいです。